- 京都に日本初進出するブランドホテルに新たなキャリアを懸けた
- 大学卒業後にホテル業界に入り、東京でコンシェルジュとして、また、国際的なコンシェルジュ協会「ル・クレド―ル」の一員としても経験を積む中で、京都嵐山という景勝地に「継往開来」というコンセプトを持った日本初進出のブランドホテル「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(以下、翠嵐)」が誕生することを知りました。当時、海外のお客様から京都への旅の手配を依頼されることも多く、運命的なものを感じて入社しました。現在はチーフコンシェルジュを務め、京都に数多あるホテルから翠嵐を選んでいただいたお客様に、想い出に残る時間を提供したいと日々考えています。
- 権威ある旅行誌で「日本のトップホテル」1位を受賞し、手応えを実感
- ホテル周辺では、朝の竹林、満月が照らす渡月橋や保津川など嵐山の見事な自然美も堪能でき、ゆったりと過ごすことができます。海外からのお客様も多く、権威ある米国の旅行誌「コンデナスト・トラベラー」が実施した読者投票「リーダーズ・チョイス・アワード」の「日本のトップホテル」部門において、2018年から3年連続で1位を受賞いたしました。多くの方のおかげで、ブランドの認知度と魅力を発信できたと感じています。ホテル業界とお客様の両方から評価を受けたことはプレッシャーではありますが、みんなで頑張ろうという気持ちの原動力にもなっています。高い期待に応えるためにも、楽しく明るい雰囲気を保ちながら切磋琢磨し、お客様に笑顔と最上のひと時を提供できる空間であり続けていきたいです。
- 親身な対応と情熱でお客様との関係を深めていきたい
- 私自身は「自分の家族に接するように、お客様に接してください」というかつての上司の言葉を胸に、親身な対応を心掛けています。以前、翠嵐で結婚式の撮影をしたいと、一組のご夫婦が宿泊されました。奥様が着付けなどご自身で手配されていたのですが、当日慌ただしくなってしまったところ、「何かあったら仰ってください。できる限りのことは致しますから」という私の一言でとても安心されたそうです。その後も、京都に来られる時は連絡をくださるなど、良い関係が続いています。ともに働くアソシエイトには、お客様との会話を積極的に楽しんでほしいとアドバイスをしています。私の知る海外のコンシェルジュはプライドとパッションの塊で、ホテルをこよなく愛する熱量に圧倒されます。ここ日本でも情熱を注ぐことが、お客様の満足度を高める鍵になるはずです。