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調理コース

成松 拓也

成松 拓也(2013年入社)
東京マリオットホテル 調理部 副総料理長

調理人として働く兄に憧れて料理の世界へ
私は料理専門学校を卒業してこの世界に入りました。兄も料理人なのですが、“その姿に憧れた”というのもきっかけのひとつです。今まで「ブリーズベイホテル横浜」の宴会調理や、「パンパシフィックホテル横浜(現横浜ベイホテル東急)」の「クイーン・アリス」、「コンラッド東京」にあった「ゴードン・ラムゼイ」、神楽坂にあるフレンチレストラン「ラ・トゥーエル」で副料理長を務めるなど、いろいろな場所で経験を積んできました。新たにチャレンジできる場所を求めていたときに、「東京マリオットホテル」の開業を知りました。入社後した時に、ホテルレストランの料理長に任命いただいた時は正直びっくりしました。今ではレストランの料理長をはじめ、宴会の副総料理長、ベーカリー、ペストリーなどの統括と約70名のスタッフが楽しく働ける職場づくりを担っています。
アソシエイトが気持ちよく働ける環境が充実している
いろいろな職場で働いた経験から感じることなのですが、当社は部署に関係なく、みんな仲がいいんです。特に料理業界は食のジャンルが異なると意見が食い違いがちなのですが、とても居心地の良い環境なのです。毎月2回、シェフたちが集まりミーティングを行っていて、自分たちの意見もしっかり言いつつ、融通をきかせられるとことは譲り合う…。常にコミュニケーションを大切にしているので、お互い“風通しのいい関係”が自然に築けているのだと思います。
働きやすさでいえば、“アソシエイトが安心して働ける環境が整備されている”ということも大きいかもしれません。例えばケガや病気で休んだり、育児休暇などで長期に仕事を離れることがあってもアソシエイトを守ってくれる制度がしっかりしているので安心して長く働ける。働く人にやさしい会社だと思います。
努力次第でどんどん成長できるチャンスがある
入社したばかりのアソシエイトは、セントラルキッチンやデリで基礎を覚え、当社グループの他のホテルの仕事を経験した後、ようやくレストランの朝食でお客様に直接料理を提供する仕事を学びます。配属はしっかり仕事ができるようになってから。その人の適正に合わせて新たな部署が決まるので、精神的なストレスが少ないと思います。
また、全国にいろいろなブランドのホテルをもっているのも当社の強みのひとつ。各地方の職場の人たちと切磋琢磨しながらさまざまな経験を積むことで“料理人としての引き出し”も増えていくと思います。何かチャンスがあって、それをやってみたいと思えば手を挙げればいいんです。結果として実るかどうかは本人の努力次第ですが、そういうチャレンジの場を与えてくれて、成長できるのも当社の良いところだと思います。
根底にある“プラス思考”で挑戦し続ける
どんな職業でも同じだと思いますが、ネガティブな思考からいいものは生まれません。プラスな気持ちからプラスのものが生まれる、“幸せの連鎖”が大事なのではないでしょうか。スタッフには毎日ポジティブな気持ちで仕事をしてほしいと思いますし、そういう気分になれる職場づくりをしていきたいと考えています。特に料理は“おいしいものを提供して喜んでもらいたい”という気持ちがなければ、お客様には伝わりません。最近は情報社会ですし、昔に比べると日本人の口もかなり肥えているので常に新しいものが求められます。今後も基本はもちろん、古き良きものを大切にしながら、いつもポジティブな気持ちでお客様を楽しませられるように、みんなでチャレンジし続けていきたいと思っています。
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